男性 悩む


あなたは、最近、急激な体調の変化を感じていませんか?

例えば、「体がだるい」「眠れない」「やる気が出ない」「イライラする」「記憶力や集中力の低下」「性欲の低下」など。

これは、もしかしたら、うつ病ではないかと疑っている方も多いかと思います。

ところが、男性ホルモン(テストステロン)が大きく減少することでも、同様の症状が出るというのです。

ちなみに、上記の症状をLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)といいます。

これは、男性ホルモン(テストステロン)の減少によって、体内のホルモンバランスが崩れることで起こります。

LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)を解消するためには、男性ホルモン(テストステロン)を減少させないようにするしかありません。

ここでは、「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)の症状と原因」「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)の対策」などについてお話していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

男性の更年期障害(LOH症候群)の原因は、男性ホルモンが大きく減少してしまうこと!

このうつ病とよく似た症状が出る男性の更年期障害(LOH症候群)は、一体どのようなものなのでしょうか?

ここでは、男性の更年期障害(LOH症候群)の症状と原因についてお話していきます。

1.このような症状が出ていたら、男性の更年期障害かも!?

男性の更年期障害(LOH症候群)は、精神面と身体面に以下のような症状があらわれます。

①精神面に出る症状

以下は、精神面に出る症状です。

  • 不安
  • イライラ
  • うつ
  • 不眠
  • 集中力の低下
  • 記憶力の低下
  • 性欲の減少
  • など


②身体面に出る症状

以下は、身体面に出る症状です。

  • 筋力低下
  • 筋肉痛
  • 疲労
  • ほてり
  • 発汗
  • 頭痛
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 性機能の低下
  • 頻尿
  • 朝立ちの消失
  • など



もし、上記のような症状が出ていれば、男性の更年期障害(LOH症候群)かもしれません。

なぜ、このような症状が出るのでしょうか?

2.男性更年期(LOH症候群)の原因

男性の更年期障害(LOH症候群)の原因は、男性ホルモンのテストステロンが、大きく減少することで起こるホルモンバランスの崩れです。


上記のことから、男性の更年期障害(LOH症候群)は、うつ病の症状とよく似ており、男性ホルモンのテストステロンが大きく減少することで起こることがわかりました。

それにしても、なぜテストステロンが大きく減少してしまうのでしょうか?

テストステロンが大きく減少する原因を説明する前に、まず、男性の更年期障害(LOH症候群)に大きく関わっている「テストステロン」について詳しくお話していきます。

テストステロンは、男らしさに必要な男性ホルモン

テストステロン


テストステロンとは、一体どのようなものなのでしょうか?

ここでは、「テストステロンの説明」「テストステロンの特徴」についてお話していきます。

1.テストステロンの説明

テストステロンは、体内に存在する男性ホルモンの一種で、男らしさ(骨・筋肉・脳の働き・判断力・性欲など)を形成している。

また、テストステロンは、コレステロールを原料として、睾丸(全体の約95%)と副腎(全体の約5%)で作られています。

ちなみに、女性の体でもテストステロンは存在し、卵巣副腎でごく少量作られている。

2.テストステロンの特徴

テストステロンの特徴は、以下のとおりです。

  • テストステロンは、脳下垂体視床下部からの指令で増産や分泌されている。
  • 具体的な指令系統は、視床下部から黄体形成ホルモン放出ホルモンが分泌→脳下垂体に届き、性腺刺激ホルモンを分泌→精巣に届き、テストステロンの増産や分泌が行われる。
    ※黄体形成ホルモン放出ホルモンは、性腺刺激ホルモンの分泌を指令するホルモン。
    ※性腺刺激ホルモンは、精巣へテストステロンの増産や分泌を指令するホルモン。
    ※脳にある視床下部は、「テストステロンの分泌と増産」「自律神経」の両方をコントロールしている部位。

  • テストステロンは、20代がピークで、年齢とともに減少していく。
  • ※生活環境によっては、テストステロンが減少しない事例もあり。


    年齢に伴うテストステロン分泌量の推移
    参照元:岩本晃明ほか:日泌会誌95:751,2004、うつかな?と思ったら男性更年期を疑いなさい 堀江重郎著 東洋経済新報社

  • 体内のテストステロン量は、午前中に多い。
  • ※テストステロンは、夜寝ている間に作られている。


    1日のテストステロン量推移
    参照元:M.Yasuda,The Journal of Men’s Health&Gender,(2007)、うつかな?と思ったら男性更年期を疑いなさい 堀江重郎著 東洋経済新報社

  • テストステロンは、活性酸素に弱い。
  • 活性酸素とは、酸化させる力が非常に強い酸素のことで、通常、体内に入ってきた細菌を殺菌する働きがある。(活性酸素は、体内にもともと少量存在している。)
    ストレス・肥満・睡眠不足の状態になると、通常より活性酸素が増え、老化を進めてしまう欠点もある。



これらのことから、テストステロンは男性を形成するために必要なホルモンであり、年齢とともに減少し、活性酸素に弱いことがわかりました。


ところで、テストステロンが大きく減少する原因は、何なのでしょうか?

テストステロンが大きく減少する原因は、「視床下部→脳下垂体→精巣とのやり取りがうまくいかなくなる」「活性酸素が増えすぎる」こと

通常、テストステロン量は、年齢を重ねるとともに減少します。

ところが、年齢に関係なく大きく減少してしまうことがあるというのです。

それは、ストレス・肥満・睡眠不足の状態の時です。

ここでは、ストレス・肥満・睡眠不足が、なぜテストステロンを大きく減少させてしまうのかについてお話していきます。

下記のグラフを見ると、40~50代のテストステロン量が他の年代より少ないことがわかります。


年代別1日のテストステロン量推移のイメージ図
参照元:M.Yasuda,The Journal of Men’s Health&Gender,(2007)、うつかな?と思ったら男性更年期を疑いなさい 堀江重郎著 東洋経済新報社


この理由は、40~50代は、ストレス・肥満・睡眠不足の傾向が高いからだと推測しました。

なぜなら、40~50代は、他の年代と比べて、「仕事や家庭での責任が重くなる」「体力が急激に落ちる」など、ストレス・肥満・睡眠不足の状態に陥りやすいからです。

以下のグラフは、年代別のストレス・肥満・睡眠不足の状況です。


年齢別ストレスがある人の割合
参照元:国民生活基礎調査 厚生労働省


30~50代に、ストレスを感じている人が多い。


年齢別肥満の人の割合
参照元:国民健康・栄養調査報告 厚生労働省


40~50代に、肥満の人が多い。


年齢別睡眠の質が悪い人の割合
参照元:国民健康・栄養調査報告 厚生労働省


30~40代に、睡眠不足の人が多い。


これらのことから、40代が、一番「ストレス」「肥満」「睡眠不足」であることがわかりました。

つまり、40代になると、「仕事の責任が重くなり、ストレスの増大」「ストレスによって睡眠不足を引き起こす」「20~30代の不摂生やストレスによる暴飲暴食による肥満」によって、「体内に大量の活性酸素が発生」「視床下部→脳下垂体→精巣とのやり取りが狂う」ため、テストステロンを大きく減少させてしまうのではないでしょうか?

また、他の年代でも、ストレス・肥満・睡眠不足の状態に陥ると、テストステロンを大きく減少させてしまう可能性があるともいえます。

したがって、「ストレス」「肥満」「睡眠不足」を解決すれば、テストステロンが大きく減少しないということです。


一体どのような対策をすれば、テストステロンの減少を防ぐことができるのでしょうか?

テストステロンの減少させない6つの対策

青空とビジネスマン


テストステロンの減少を防ぐには、「ストレス」「肥満」「睡眠不足」を解決することです。

また、テストステロンを増やす対策もあわせて行いましょう。

テストステロンの減少を防ぐ対策は、以下のとおりです。

1.禁煙する

タバコの煙には、活性酸素が含まれている上に、活性酸素を増やす成分も含んでいる。

また、寝る前にタバコを吸うと、睡眠の質を悪くしてしまう。

2.お酒を飲み過ぎない

ほどほどのお酒ならば、ストレスを緩和する働きがあります。

ところが、飲み過ぎると活性酸素を増やしてしまう。

これは、アルコールを肝臓で分解する時に活性酸素を発生させるからです。

また、飲み過ぎは、「肥満になりやすい」「睡眠の質を悪くする」原因です。

3.定期的に軽めの運動をする

筋肉を動かすことで、テストステロンが作られます。

ただし、激しい運動は、活性酸素が増えてしまうため、軽めの運動(ウォーキングやプールでの水中散歩など)をしましょう。

これは、呼吸量が増えるにしたがって、活性酸素の発生も増えていくからです。
※通常の呼吸でも、取り入れた酸素のうち約1~3%は活性酸素になる。

また、定期的な運動は、ストレス解消、肥満防止や睡眠不足の解消も期待できる。

4.ストレスを解消する

ストレスを受けると副腎皮質ホルモンを分泌します。
※副腎皮質ホルモンとは、ストレスホルモンといわれ、ストレスに体が対応できるように分泌されるホルモン。

この副腎皮質ホルモンの分泌や分解の過程で、活性酸素を発生させてしまう。

つまり、過渡なストレスを受け続けると、大量の副腎皮質ホルモンを分泌し続けるため、大量の活性酸素を発生させてしまうことになる。

また、副腎皮質ホルモンを生成する時に、活性酸素の増加を抑えるビタミンCを大量に消費します。

※ビタミンCには、活性酸素を抑制する上に、ストレスを緩和する働きもあります。

さらに、過渡なストレスは、自律神経を乱し、視床下部→脳下垂体→精巣とのやり取りを狂わせてしまう。
※視床下部は、「テストステロンの分泌と増産」「自律神経」の両方をコントロールしているため、自律神経が乱れると、テストステロンの分泌と増産にも影響をおよぼす。

5.夜更かしせず、睡眠不足を解消する

テストステロンは、夜、寝ている間に作られています。
※短時間睡眠は、テストステロンを減少させるとの報告あり。

また、睡眠不足は、自律神経を乱し、視床下部→脳下垂体→精巣とのやり取りを狂わせてしまう。
※視床下部は、「テストステロンの分泌と増産」「自律神経」の両方をコントロールしているため、自律神経が乱れると、テストステロンの分泌と増産にも影響をおよぼす。

十分な睡眠は、ストレスの解消や疲労回復ができ、肥満の原因である暴飲暴食を抑えます。

6.食生活を見直す

太らないように、摂取カロリーを気にしながら、栄養バランスの良い食事をすることが大切です。

①テストステロンを増やす食事

テストステロンの材料は、コレステロールです。

そのため、コレステロール(レバー・卵・イクラ・タラコ・イカなど)を含む食品を食べましょう。

また、コレステロールは、体内でも、三大栄養素(脂質・糖質・タンパク質)を使って作られているので、バランスの良い食事が大切です。

②活性酸素の働きを抑える抗酸化成分の摂取

体内には、もともと抗酸化酵素が存在しており、活性酸素の働きを抑えている。
※抗酸化酵素は、タンパク質亜鉛などのミネラルから作られています。

そのため、抗酸化酵素が減らないような食事をしましょう。

以下は、抗酸化酵素に必要な成分です。

  • タンパク質
  • 三大栄養素の1つ。
    食材例:肉類・魚介類・大豆・チーズなどの乳製品・タマゴなど。

  • 亜鉛
  • 魚介類や肉類に多く含まれている。
    食材例:レバー・牛肉・カキ・ホタテなど。

  • セレン
  • ホタテ・ワカサギ・ウニ・イワシ・カツオなどに含まれている。

など


ところが、この抗酸化酵素は、40歳前後で減少していくため、体外から抗酸化成分を補ってやる必要があります。

つまり、減少していく抗酸化酵素を、外部から取り入れる抗酸化成分で補い、活性酸素の働きを抑えるということ。

以下は、活性酸素の働きを抑える抗酸化成分です。

  • β-カロチン
  • 緑黄野菜に多く含まれている。
    食材例:ニンジン・カボチャ・ブロッコリー・ミカンなど。

  • ビタミンC
  • 野菜や果物に多く含まれている。
    食材例:サツマイモ・赤ピーマン・芽キャベツ・ホウレン草・カリフラワー・レモン・アセロラ・キウイフルーツ・イチゴなど。

  • ビタミンE
  • 植物油や魚介類に多く含まれている。
    食材例:アーモンド・落花生・ひまわり油・コーン油・ウナギ・アユなど。

  • カテキン
  • ポリフェノールの一種で、緑茶に多く含まれている。

  • アントシアニン
  • ポリフェノールの一種。
    食材例:ブルーベリー・カシス・ブドウ・紫イモ・シソなど。

  • セサミン
  • ゴマの成分です。

  • レスベラトロール
  • ポリフェノールの一種。
    食材例:赤ワイン・ブドウ・サンタベリーなど。

など


上記の対策をしても、効果が見られない場合は、「メンズヘルス外来」「泌尿器科」で、血液中のテストステロン量を検査と治療を受けしましょう。
※泌尿器科によっては、テストステロン量の検査や治療をしていない所もあるため、事前に電話やホームページで確認してください。

また、「メンズヘルス外来」「泌尿器科」に行く前に、以下のAMS調査票(男性更年期障害問診票)をチェックし、持参することをオススメします。

持参することで、診察する際に役立ちます。


※下記画像をクリックしますと、大きく表示されます。


AMS調査票(男性更年期障害問診票)




いかがだったでしょうか?

更年期障害は、女性だけだと思っていたら、男性にも、更年期障害(LOH症候群)あるなんて知りませんでした。

男性の更年期障害(LOH症候群)は、男性ホルモンのテストステロンの減少が原因だったなんて・・・

しかも、「ストレス」「肥満」「睡眠不足」が、テストステロンを大きく減少させてしまうなんて、もうビックリです。

これは、「ストレス」「肥満」「睡眠不足」が、「活性酸素の大量発生」「自律神経が乱れ、視床下部→脳下垂体→精巣とのやり取りを狂わす」ことで、テストステロンを大きく減少させてしまうからなのですね。

最近、「ストレス」「肥満」「睡眠不足」気味で、やる気が出なかったのは、テストステロンの減少が原因だったのかもしれません。

これからは、規則正しい生活を送って、「ストレス」「肥満」「睡眠不足」を解消しないといけません!

ぜひ、あなたもこの記事を参考に、男性の更年期障害(LOH症候群)でないかをチェックし、きちんと対策をとってくださいね。


※今回の記事は、下記の書籍とWebページを参考にさせていただきました。





(右)女性 指差し 白服

最後まで読んで頂きありがとうございます。
あなたは、最近、急激な体調の変化を感じていませんか?
これは、もしかしたら、男性の更年期障害(LOH症候群)かもしれません。
男性の更年期障害(LOH症候群)の原因は、「体内に大量の活性酸素が発生」「視床下部→脳下垂体→精巣とのやり取りが狂う」ことが原因です。
そのため、「ストレス」「肥満」「睡眠不足」の解消と「テストステロンを増やす」「テストステロンを減少させない」対策が必要となってきます。
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(左)女性 支持棒 本持ち 白衣

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