あくびをする女性


あなたは、最近、よく昼間に眠気を感じませんか?

仕事中に居眠りしてしまうなどの強い眠気がある場合は、睡眠不足かもしれません。

しかも、この睡眠不足を放置しておくと、「注意力や集中力の低下」の他に「高血圧や糖尿病などの生活習慣病」などを引き起こしてしまうというのです。

これには、免疫力の低下や食欲増進などが関係していました。

そうならないためには、睡眠不足の解消と睡眠のリズムを整えることが大切です。

そして、睡眠不足の解消と睡眠のリズムを整えるには、「リラックスしやすい」「体を動かしやすくて疲れやすい」「睡眠を誘導するホルモンの分泌量が多い」春がオススメ!

それでも、睡眠不足を解消できない場合は、恐ろしい病気が隠れているのかもしれません。

今回は、「睡眠不足を感じる原因と影響」「春に睡眠不足の解消をオススメする理由」などについてお話していきますので、是非チェックしてみてくださいね!

睡眠不足の原因と影響

うとうとするビジネスウーマン


睡眠不足とは、脳や体が欲する睡眠時間に達していないこと。

どれくらいの睡眠時間で睡眠不足になるかは、個人差があるため、明確になっていません。

つまり、「睡眠時間が9時間を超えるロングスリーパー(長眠者)」「睡眠時間が6時間未満のショートスリーパー(短眠者)」がいるように、自分に最適な睡眠時間は、人によって違うということです。

ちなみに、「ロングスリーパー(長眠者)で有名なのが、アインシュタインで10時間くらい」「ショートスリーパー(短眠者)で有名なのが、ナポレオンで3時間くらい」だったといわれています。


上記のことから、睡眠時間は人によって違うということがわかりました。

ところが、ある原因で、睡眠不足に陥ってしまうというのです。

その原因は、いったい何なのでしょうか?

睡眠不足の原因は、ストレス、心または体の病気や薬の副作用など

睡眠不足の原因は、ストレス、心または体の病気や薬の副作用などです。

具体的には、以下のとおりです。

  • 夜勤や日勤があるなどの不規則な生活
  • 長時間通勤、長時間労働や受験勉強などで強いストレス状態にある
  • 寝る直前まで、テレビ、パソコンやスマホなどを見ている
  • うつ病・自律神経失調症・糖尿病・高血圧など
  • うつ病の治療薬・血圧を下げる降圧薬・コレステロールを下げる高脂血症治療薬・食欲を抑える食欲抑制薬・胃潰瘍の治療で使う抗潰瘍薬など



上記のようなことが原因で、睡眠不足を感じている日本人は、どれ位いるのでしょうか?

日本人の15%~20%が睡眠不足を感じている状態

国民健康・栄養調査報告によると、「睡眠はあまりとれていない」「睡眠はまったくとれていない」人の割合は、15%~20%とのこと。

これは、15%~20%の日本人が、睡眠不足を感じていることを示しています。


睡眠状況(圧縮)
参照元:国民健康・栄養調査報告 厚生労働省


しかも、日本人の睡眠時間は、年々減少し続けています。


日本人の睡眠時間(圧縮)
参照元:2010年 国民生活時間調査報告書 NHK放送文化研究所


睡眠時間の減少の理由は、2010年 国民生活時間調査報告書によると、長時間通勤・労働・受験勉強・インターネットやゲームなどで夜遅くまで起きているのに、翌朝早く起きる人が増えているからだと分析しています。

そのため、OECD(経済協力開発機構)の報告書で、OECDに加盟している18カ国のうち、日本は韓国に次いで2番目に睡眠時間が短い国と記されています。

また、内閣府の睡眠に関するQ&Aによると、睡眠不足が原因である生産性の低下や事故などで、日本の経済損失は、約3兆5千億円にも上るとのこと。


この睡眠不足は、体にどのような悪影響をおよぼすのでしょうか?

睡眠不足は、日常生活に支障をきたし、病気を引き起こす原因

睡眠不足は、まず日常生活に支障をきたし始め、病気を引き起こす。

ここでは、「日常生活にあらわれる症状」と「睡眠不足が原因の病気」に分けて詳しく説明していきます。

1.日常生活にあらわれる症状

日常生活にあらわれる症状は、主に以下の3つです。

  1. 注意力と集中力の低下
  2. 睡眠不足は、お酒で酔っている状態と同じ。

  3. 食欲増進
  4. 睡眠不足になると、食欲を増進させるホルモンの分泌が増加。

  5. 免疫力の低下
  6. 免疫物質は、成長ホルモンによって作られています。
    この成長ホルモンは、深い睡眠時に分泌されますが、睡眠不足だと分泌されません。
    そのため、免疫物質が作られず、風邪などの病気にかかりやすくなる。



さらに、睡眠不足が解消されないままだと、どのような生活習慣病を引き起こすのでしょうか?

2.睡眠不足が原因の生活習慣病

睡眠不足が原因で起こる生活習慣病は、以下の4つです。

  1. 高血圧
  2. 血管に高い圧力がかかっている状態。

  3. 糖尿病
  4. 血液中の血糖が異常に高い状態。

  5. 脂質異常症
  6. 血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が高い状態。

  7. 心血管疾患
  8. 心臓病・心筋梗塞・脳血管疾患などによる心臓や血管などの病気。



上記のような病気にならないためには、睡眠不足の解消が大切です。

そして、この睡眠不足の解消には、春が最適だといわれているのですが、どうしてでしょうか?

春は、熟睡しやすいので睡眠不足の解消に持ってこいの季節

太陽と青空


春は、眠気を感じやすく、熟睡しやすい季節です。

これは、「睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量」「太陽が出ている時間」が大きく関係しています。

メラトニンとは、脳の松果体(しょうかたい)から分泌され、眠りを誘うホルモンのこと。

このメラトニンは、太陽が出ている間は分泌されず、暗くなり始めると分泌され始め、眠りへと導きます。


季節別睡眠時間と太陽が出ている時間行動(圧縮)
参照元:現代日本人の睡眠事情と健康『睡眠とメンタルヘルス』白川修一郎編、ゆまに書房
参照元:国立天文台 天文情報センター 暦計算室


上記のグラフを見ると、睡眠時間は、季節によって違っており、「冬が一番長い」「夏が一番短い」傾向にある。

また、睡眠の質も季節によって違う。

春以外は、以下のとおりです。

  • 冬は、睡眠時間が長くても、「寒さにより自律神経の交感神経が活発である」「昼間の活動量は減少し、疲労が少ない」ことから、あまり熟睡できていない。
  • 夏は、「太陽の出ている時間が長いため、眠りのホルモンであるメラトニンの分泌量が少ない」ことから、睡眠時間は短く、熟睡できていない。
  • 秋は、「夏のなごりで、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が少ない」「少し寒くなり始め、自律神経の交感神経が活発になる」ことから、春にくらべ、睡眠時間は長くても、あまり熟睡できていない。



ところが、春は、「リラックスさせる自律神経の副交感神経が活発になり始める」「冬のなごりで、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が多い」「暖かくなるため、日中の活動量が増え、疲労も大きい」ことから、眠気を感じやすく、熟睡しやすい。

※自律神経とは、心臓などの臓器、呼吸や体温調整など自分の意志でコントロールできない神経のことで、「起きている間や緊張した時に働く交感神経」と「寝ている間などリラックスした時に働く副交感神経」があります。

これらのことから、1年の中で春が、「眠気を感じやすいため、自分の睡眠不足に気づきやすい」「熟睡しやすいため、睡眠不足を解消しやすい」季節だといえるのではないでしょうか?


上記のことから、春が睡眠不足の解消と睡眠のリズムを取り戻しやすい季節であることがわかりました。

後は、何に気を付ければいいのでしょうか?

睡眠不足を解消するためには、睡眠のリズムを整えることが大切!

女性 寝る


まずは、睡眠不足を解消するためには、睡眠のリズムを整えることが大切です。

具体的には、以下の3つです。

  1. 睡眠時間の確保と平準化
  2. 睡眠時間を確保し、決まった時間に起床しましょう。
    ただし、休日の寝だめはやめてください。
    これは、睡眠のリズムが狂い、かえって睡眠不足になるからです。

  3. 昼寝をする
  4. 前日に睡眠時間を確保できなかった場合は、15分程度の昼寝がオススメ。
    昼食後は、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が増えるため、15分程度の昼寝でスッキリします。
    ただし、15分以上眠ると睡眠のリズムが狂い、かえって睡眠不足になるので気を付けましょう。

  5. 寝る前は、リラックスした状態にする
  6. 寝る前は、リラックス時に働く副交感神経を活発にさせましょう。
    例えば、「ぬるめのお湯につかる」「軽いストレッチ」「クラシックなどの音楽を聴く」など。
    ただし、寝る前に、交感神経を活発にする「パソコン、テレビやスマホなどの電子機器の使用」「激しい運動」「カフェインを含む飲料を飲む」ことは控えてください。



それでも、睡眠不足が解消されない場合は、医療機関での受診をオススメします。

これは、睡眠不足にする病気にかかっている可能性があるからです。


睡眠不足を引き起こす代表的な3つの病気

睡眠不足を引き起こす代表的な病気は、以下の3つです。

  1. 睡眠不足症候群
  2. 睡眠不足症候群は、「平日は短時間睡眠で過ごし、休日は寝だめをする」ことによって、慢性的な睡眠不足となり、日中に強い眠気に襲われる症状。
    平日の睡眠時間と休日の睡眠時間の差が2時間以上ある場合は、要注意です。

  3. 過眠症
  4. 耐え難い眠気により、起きていることができない病気です。
    これは、眠ることができない「不眠症」とは逆の症状。

  5. 睡眠時無呼吸症候群
  6. 睡眠中に呼吸が急に止まったり、呼吸量が少なくなる病気。
    そのため、慢性的な睡眠不足となり、日中に強い眠気に襲われる。





いかがだったでしょうか?

春が、睡眠不足の解消と睡眠のリズムを整えやすい季節だとは知りませんでした。

しかも、この春の眠気は、「睡眠不足を解消しろ」とのサインだったとは・・・

このサインを無視したり、見過ごすと、生活習慣病になる可能性が高まるなんて、とても恐ろしいことです。

私も、寝る前に、スマホで動画を見たりして、最近は睡眠不足気味なので、気を付けなければいけませんね。

今春は、上記の対策を参考に、睡眠不足解消と睡眠のリズムを整えようと思います。

ぜひ、あなたもこの記事を参考に、睡眠不足になっていないかをチェックし、きちんと対策をしてくださいね。


※今回の記事は、下記の書籍とWebページを参考にさせていただきました。





(右)女性 指差し 紺服

最後まで読んで頂きありがとうございます。
あなたは、昼間に強い眠気に襲われませんか?
これは、もしかしたら、睡眠不足かもしれません。
この睡眠不足は、日常生活に支障をきたし、生活習慣病を引き起こすため、対策が必要です。
そこで、対策には、1年の中で一番熟睡しやすい季節である春がオススメ。
それでも、解消されない場合は、睡眠不足にする病気にかかっている可能性があります。
その他、あなたにオススメする記事はこれです!



(左)女性 指差し 白衣

頻尿・尿漏れ対策ナビでは、頻尿・尿漏れ対策商品はもちろん、頻尿・尿漏れの原因対策の商品もご紹介しています。
もし宜しければ、一度ご覧になってみてください!