頻繁にトイレに行ってしまうのは、膀胱が過剰に活発になる「過活動膀胱」かも!?
あなたは、最近トイレに近くありませんか?
年を取ったから仕方がないなぁと思っている方も多いのではないでしょうか?
ところが、高齢者でトイレに近い場合は、過活動膀胱という病気かもしれません。
※過活動膀胱とは、膀胱の活動が過剰に活発になっている状態のこと。
これには、膀胱が異常に活発化してしまうことに関係していました。
ここでは、「過活動膀胱の説明と症状」「過活動膀胱の原因」「過活動膀胱の対策」についてお話していきます。
1.過活動膀胱の説明と症状
過活動膀胱は、男女に関係なく高齢者に多い病気。
通常の膀胱は、膀胱の8割くらい尿が溜まると尿意をもよおす。
ところが、過活動膀胱になると少量でも膀胱に尿が溜まると尿意を感じてしまう。
しかも、尿意をもよおすと我慢ができなく、トイレに行く前に漏らしてしまったり、よくトイレへ行くようになる。
また、いつ尿を漏らしてしまうかという不安から「仕事に集中できない」「外出できない」「夜間によくトイレに行くので睡眠不足」など日常生活にも支障をきたす。
2.過活動膀胱の原因
過活動膀胱は、膀胱のまわりにある排尿筋の異常活動が原因。
排尿筋が異常活動するのは「脳梗塞・脳卒中などによる脳の障害」「脊髄損傷などによる脊髄の障害」です。
また「男性の場合は、前立腺肥大」「女性の場合は、骨盤内にある内臓を支える骨盤底筋の低下」などで起こる場合もあります。
3.過活動膀胱の対策
高齢者で、頻繁にトイレへ行く場合は、専門の医療機関(泌尿器科など)での受診をオススメします。
また、どれくらいトイレへ行くかを排尿日誌などで記録しておきましょう。
この記録した排尿日誌を医療機関に提出することで、診察がスムーズに進みます。
いかがだったでしょうか?
たびたびトイレに行くのは、つらいですよね。
しかも過活動膀胱の原因が膀胱まわりの排尿筋の異常だなん知りませんでした。
私も中高年に近づいてきたので過活動膀胱に気をつけないと。
ぜひ、あなたもこの記事を参考に過活動膀胱には気をつけてくださいね。
※今回の記事は、下記の書籍とWebページを参考にしました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
あまりにも、よくトイレに行く場合は、過活動膀胱を疑いましょう。
過活動膀胱は、膀胱まわりの排尿筋が過剰に活発になり、尿意を感じやすくなってしまう。
原因は、「脳の障害」「脊髄の障害」「前立腺肥大」「骨盤底筋の低下」などです