よくトイレ行ってしまうのは、カラダの冷えが原因!?
あなたは、トイレに近くありませんか?
具体的には寒い日に何回もトイレに行ってしまうなど。
おそらく、寒いので、何回もトイレに行くのは、仕方がないと思っている方が多いのではないでしょうか?
ところが血行を良くし、体を温めることでトイレに近い症状を緩和できるというのです。
これには、体の冷えが関係していました。
ここでは、寒い日にトイレに近い症状を緩和してくれる5つ栄養についてお話していきます。
トイレに近い症状を緩和してくれる5つの栄養
トイレに近い症状を緩和してくれる5つの栄養は、以下のとおりです。
- ビタミンE
- ギンコライド
- マグネシウム
- ノコギリヤシ
- ペポカボチャの種(カボチャ種子エキス)
※血行を良くしてくれるものも含みます。
それでは「ビタミンE」「ギンコライド」「マグネシウム」「ノコギリヤシ」「ペポカボチャの種(カボチャ種子エキス)」について詳しくお話していきましょう。
1.「ビタミンE」は加齢や冷えによるトイレが近い症状にオススメ
ビタミンEは、アンチエイジング効果で有名です。
ところがトイレに近い症状にも効果があります。
これには、ビタミンEが老化防止や血行を良くすることに関係していました。
ここでは、「ビタミンEの働き」「ビタミンEを含む食品」「ビタミンEのデメリット」についてお話していきます。
①ビタミンEの働き
ビタミンEの代表的な働きは、以下のとおりです。
-
- 高い抗酸化作用(老化の防止)
※抗酸化作用とは、「体内に発生する活性酸素が脂質と反応し、体を酸化させてしまう」「体内に発生する活性酸素が、DNAなどを攻撃し、ガンなどを起こす」などの老化から守ってくれる作用のこと。
-
- 血行を良くする
お肌のシミ、冷え性に効果があります。
- 生活習慣病やボケを予防する
②ビタミンEを含む食品
ビタミンE多く含む食品は、以下のとおり。
- ひまわり油・コーン油・オリーブ・オイル・キャノーラ油・大豆油などの油脂類
- アーモンド・ラッカセイ・大豆などの種実類
- キャビア・イクラ・タラコなどの魚卵類
- 青魚
- マヨネーズ
③ビタミンEのデメリット
ビタミンEのデメリットは、以下の2つ。
- ビタミンEの過剰摂取が、「骨粗しょう症(骨をもろくする)」を引き起こす。
- ビタミンE不足が「肌の抵抗力がなくなりシミを作る」「妊娠中の場合は、流産の可能性が高くなる」
2.ギンコライドは血液の流れを良くし冷え性が改善
ギンナンの臭いが苦手で食べない方も多いのではないでしょうか?
ところがギンナンに含まれている栄養(ギンコライド)が、冷えによるトイレに近い症状を緩和してくれるというのです。
これには、ギンコライドが血行をよくすることに関係していました。
ここでは、「ギンコライドを含む食品」「ギンコライドのメリット」「ギンコライドのデメリット」についてお話していきます。
①ギンコライドの説明
ギンコライドは、イチョウの葉やギンナンに含まれている栄養素。
②ギンコライドを含む食品
ギンコライドを含む食品は、以下の2つ。
- イチョウの葉
- ギンナ
③ギンコライドを摂取する3つのメリット
ギンコライドを摂取するメリットは、以下の3つ。
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- 強い抗酸化作用(老化を防止する)がある。
※抗酸化作用とは、体内で発生する活性酸素(体を酸化させてしまう)を抑制してくれる作用のこと。
-
- 血行を良くする。
冷え性や肩こりに効果あり。
- 認知症予防にも効果がある。
④ギンコライドを摂取するデメリット
ギンコライドを含むサプリメントには、アレルギーを起こすギンコール酸が含まれていることが多いので気をつけましょう。
3.マグネシウムは尿道括約筋を鍛え頻尿が改善
マグネシウムについては、学生時代に元素記号を覚えたくらいではないでしょうか?
ところが、このマグネシウムは、人間の体に必要なミネラルの1つだったのです。
ここでは、「マグネシウムを摂取するメリット」「マグネシウムを含む食品」「マグネシウムのデメリット」についてお話していきます。
①マグネシウムを摂取するメリット
マグネシウムを摂取るメリットは、以下の4つ。
- 頻尿症状には、尿の蛇口みたいな役目をする筋肉(尿道括約筋)を鍛える。
- 筋肉の収縮の動きを調整する。
- 神経の興奮などをしずめる。
- 血圧や体温を調節する。
②マグネシウムを含む代表的な食品
マグネシウムを含む代表的な食品は、以下のとおり。
- なまこ
- しらす干し(半乾燥)
- 豆みそ
- 油揚げ
- ゆで大豆
- 粒入りマスタード
- あさり
- 納豆
- いわしの丸干
- がんもどき
- こんぶつくだ煮
- いくら
- はまぐりの佃煮
- のりのつくだ煮
- 桜えび
- つぶがい
- ひきわり納豆
- ばいがい
- あみの塩辛
- はまぐり
③マグネシウムを摂取するデメリット
マグネシウムのデメリットは、以下の2つ。
- 過剰摂取した場合は、下痢などの症状を引き起こす。
- 腎機能が低下時に、マグネシウムを過剰摂取すると、高マグネシウム血症を引き起こす。
※高マグネシウム血症は、体内の筋肉が麻痺し、呼吸不全や心停止などを引き起こす。
4.男性ホルモンの分泌を抑制する「ノコギリヤシ」
ノコギリヤシは、昔から、ヨーロッパの方で薬や育毛剤として使われてきました。
しかも、このノコギリヤシは、トイレに近い症状(頻尿)にも効果があるというのです。
これには、ノコギリヤシに男性ホルモンの働きを抑えることが関係していました。
ここでは、「ノコギリヤシの説明」「ノコギリヤシの原料」「ノコギリヤシのデメリット」についてお話していきます。
①ノコギリヤシの説明
ノコギリヤシには、前立腺肥大による排尿困難や残尿感の予防や改善に効果がある。
なぜなら、ノコギリヤシには、前立腺肥大や脱毛の原因となるジヒドロテストステロン(男性ホルモン)の合成を抑える働きがあるからです。
※ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンのテストステロンから生成される物質で、前立腺や髪の毛を攻撃する。
②ノコギリヤシの原料
北米に自生している「ノコギリヤシ」の実に多く含む。
おもにサプリメントとして利用されています。
③ノコギリヤシのデメリット
ノコギリヤシの過剰摂取は、下痢や頭痛などの症状を引き起こす。
また女性では、ホルモンバランスを崩し、ヒゲなどが生えることもある。
5.トイレに近い症状を緩和する「ペポカボチャ種子エキス」
西洋カボチャの種子(ペポカボチャ種子エキス)は、トイレに近い症状を緩和してくれます。
※ペポカボチャは、西洋カボチャともいわれている。
これは、西洋カボチャの種子(ペポカボチャ種子エキス)に含まれている栄養が関係していました。
ここでは、西洋カボチャの種子(ペポカボチャ種子エキス)に含まれている栄養と効果についてお話していきます。
ペポカボチャの種子に含まれる2つの成分
ペポカボチャの種子に含まれる成分と効果は、以下のとおりです。
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- リグナン
女性ホルモンのバランスを整えてくれる。
加齢に伴う女性ホルモンの減少による排尿障害を緩和する。
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- 植物ステロール
男性特有の前立腺肥大症を緩和する。
いかがだったでしょうか?
トイレに近い症状を緩和してくれる栄養があるなんて知りませんでしたね。
しかもビタミンE・ギンコライド・マグネシウムは、普段の食事でもとれるなんて!
これからの食事に取り入れていきたいと思います。
ただし過剰摂取と栄養のかたよりには気をつけないと・・・
みなさんも一度試してはいかがでしょうか?
※効果がみられない場合は、医療機関での受診をオススメします。
※今回の記事は、下記の書籍とWebページを参考にしました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
寒い日に何回もトイレに行くことありませんか?
このような症状は、血行を良くし、体を温めることで、トイレに近い症状を緩和できます。
血行を良くして体を温めてくれる5つの栄養は、ビタミンE・ギンコライド・マグネシウム・ノコギリヤシ・ペポカボチャの種子です。